朝長佐世保市長にお話いただきました!

日時 2016年6月22日(水)19時〜
場所 佐世保セントラルホテル

シープクラブメンバーでもある朝長佐世保市長にお話いただきました。
「加速する地方創生への取り組み」ということで、
(1)人口減少に伴う各界への影響と対策
(2)中核都市以降へのメリット
(3)ふるさと納税について
上記に話題をしぼっての内容でした。

人口減少に伴う各界への影響と対策につきましては、佐世保市に限らず長崎県全体の話でもあることで、深刻な事態です。
佐世保市は1960年に262,484人をピークに減少傾向にあり、2060年には15万人を割り込むと推計されているそうです。
人口減少克服と地域活性化に向けた本市の地方創生総合戦略は地域に「しごと」をつくることで「ひと」が定住し、また新しい「ひと」の流れが生じ、さらにその「ひと」が新しい「しごと」を地域で創出していくといった好循環を生み、さらに若い世代の結婚・出産・子育てに関する希望を叶える環境を整えていくことによって、この好循環を持続的なものにするといった取り組みを佐世保市として実施されているそうです。
われわれ経営者にとっても考えさせられる問題であり、民間の立場として取り組んでいかねばならない問題だと感じました。

中核都市以降へのメリットにつきましては、行政サービスの利便性の向上、老人福祉施設、保育所などの設備・運営に関し、独自のまちづくりを進めることができるとのこと。そのたメリットも含め、佐世保市が発展していくにあたって、中核都市「佐世保市」の誕生は喜ばしいことです。

さらに明るい話題として、ふるさと納税額が全国6位になったとのこと。
佐世保の物産品のクオリティの高さが実証されたことでもあったのではないでしょうか。
ぜひこの寄付金を佐世保市民のために有効に使っていただきたく思います。